口コミ情報:しなびた湯治場の風情が味わえる 大谷田温泉明神の湯

訪問記録

施設名 :大谷田温泉明神の湯
訪問時期:2015年4月4日 21時
人数 :1人
移動手段:電車
料金  :1,200円

施設の感想

この温泉は、東京メトロ千代田線「北綾瀬」駅から徒歩20分、東京の23区内にある施設とは思えないほど、野趣に溢れた雰囲気があり、古きよき日本の湯治場を思わせる風情は、心身の疲れを癒し、心の底から訪れた人を解放させてくれる、ぬくもりが感じられました。

施設は、外観からしてウッディなイメージで、中に入るとこれまた木がふんだんに用いられたインテリアになっていて、日本の温泉場の雰囲気を味わいに出向いた期待を裏切りませんでした。

お風呂につきましては、大半のスペースが露天になっています。露天に浴槽は大小六つあり、大きな石を組んだ野趣を感じさせる四つの浴槽のほか、ヒノキのお風呂が二つという構成になっています。
とりわけ岩場のような「薬師の湯」は、ここが本当に東京なのかというほどのどかな雰囲気が漂っています。

屋内のお風呂で圧巻なのは、「大ひば湯」でした。まだ浴槽が新しいせいか、天然の木のいい香りが浴室内にこもっています。
森林浴をしているような気持ちになれました。

お湯もあつ湯とぬる湯の二種類が用意されていて、まさに至れり尽くせりです。

このお風呂に入るだけで料金を払っても惜しくないと思わせるほどの素晴らしさでした。

他に屋内には、日本の湯治場の風情を味わうことの出来る「高見の湯」があり、実にいい雰囲気を出していました。さらに高温、ミストの二種類のサウナ、水風呂があり、また鞍馬の大きな石をくりぬいた、かけ水とかけ湯が用意されていました。

とにかく、この温泉のこだわりは半端ではありません。これでもかといった演出で、都内にありながら、まるで田舎の湯治場にでも来た気分になれるような、仕掛けに満ちています。

しかも使っているものにまがい物はなく、どれもが本物の天然木であり、天然石なのです。

まさにここは、場所を除けば、日本の湯治場そのものといえると思います。

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